パソコンを購入するときにチェックしたいところ【まとめ】

パソコンを新規購入したり、新しく買い替える時にパソコンの性能をよ〜くチェックしてから購入されると思います。
そんな時に、どこをチェックすればいいのかまとめてみました。

当たり前的な部分も多分に含んでいますが、備忘録も兼ねています。
では、どうぞ〜

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CPU

CPUはCentral Processing Unitの頭文字を取ったもので、日本語では「中央処理装置」と言います。

CPUは、コンピューターの他の装置に命令を与えたり演算(計算)をしたりと、人間で言うところの「脳」に相当するので、この部品の性能がコンピューターの処理速度に大きく影響します。

CPUの性能、つまり頭の回転の速さは「クロック周波数(動作周波数)」というもので表され、パソコンの説明欄では「〜GHz」と書かれてありますので、この値が高ければ高いほど性能が良いということになります。

ちなみに「クロック」とは、パソコンの様々な装置が処理の同期を取るための周期的な信号のことです。

音楽で言うところのメトロノーム、指揮者に相当するでしょうか。
パソコンも各装置の制御やデータの受け渡しを円滑にするためにテンポを合わせるそうです。

そして、クロックが1秒間に繰り返される回数を「クロック周波数」といいます。

  • 1秒間にクロックが1回-1Hz
  • 1秒間にクロックが1000回-1kHz
  • 1秒間にクロックが1000000000回-1GHz

となるので、CPUの値が大きければ大きいほど1秒間に処理する仕事が増える、つまり処理性能が高いということになります。

CPUの種類(Intel製・性能が高い順)

  • Core i7(高機能で高価格)
  • Core i5(一般向けの高機能)
  • Core 2 Quad(i7の前に主流)
  • Core i3(価格も性能も標準)
  • Core 2 Duo(i5とQuadの前に主流)
  • Pentium(i3より低機能で低価格)
  • Celeron(かなり機能を抑えた廉価版)
  • Atom(性能と消費電力が最も低い)
    (出典:PCの基本!インテル CPU の種類と性能の違いは?

コアの数について

CPUに付随して「コア」の存在も忘れることはできません。

「コア」とは CPU の中心部分で、実際に処理を行うところです。

もともとコアはCPUの中に1つだけでしたが、最近では「デュアルコア」「クアッドコア」という言葉の通り、複数のコアを持つCPUも登場しています。

例えるなら、クロック周波数が頭の回転の速さであるのに対し、コア数は作業する人数

同じ仕事でも、働く人がたくさんいて、手分けできれば、速く仕事を終えることができるのと同じように、複数のコアがあれば作業を分担し、効率的に処理を行うことができます。

CPU、コア数の調べ方

Windows(8)の場合

「タスクマネージャー」から確認
※プロセッサーナンバーをググると正確なCPU情報を知ることができます。

WindowsのCPU確認画面

Macの場合

左上のリンゴマーク→「このMacについて」→「システムレポート」から確認(以下同じ)
MacのCPU確認画面

メモリ

別名:RAM(Random Access Memory)※主記憶装置とも言う

メモリの値も大きいほど良いと言いますが、それはなぜなんでしょう?

それは、入力されたデータや読み込まれたプログラムが、一時的ですが全てメモリに置かれるから。
「一時的」と言ったのは、電源を切ると消えてしまうからです。

メモリは「机」などの「作業台」に例えられますが、机の上が書類でいっぱいで散らかっていると、仕事も進まないですよね。

それと同じで、多くのプログラムを同時に実行したり、動画や画像データを閲覧すると「作業台」がいっぱいの状態になって処理が遅くなります。

それを防ぐためにもメモリは多いほうが良いということになります。

メモリの確認方法

Windowsの場合

「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」から確認
WindowsのRAM確認画面

Macの場合

MacのRAM確認画面

ハードディスク

HDDと表記されたり、補助記憶装置とも言われます。

「補助」と命名される通り、多くの点でメモリを助けています。

例えば…

  • メモリは電源を切るとデータが消えてしまうので、電源を切ってもデータが消えないようハードディスクに保存される
  • メモリは記憶容量が2G,4Gと少ないのに対して、ハードディスクは200倍以上の容量を持ち、しかも容易に増設が可能
  • 必要とあらば、ハードディスクの一部をメモリとして貸し出す(これを「仮想メモリ」という)

ハードディスクは「本棚」「倉庫」に例えられる通り、全てのデータが収められています。
ということは、定期的にバックアップを取る必要があることも分かります。

ハードディスクの確認方法

Windowsの場合

「マイコンピューター」→「ローカルディスク」を右クリック→「プロパティ」から確認
WindowsのHDD確認画面

Macの場合

「ストレージ」をクリックして確認
MacのHDD確認画面

まとめ

最低限かつ、一番チェックすべきポイントを3つ考えてみました。
CPU、メモリ、ハードディスクを予算の範囲内で最良の物を選んでおくと、後で後悔しないで済みそうです。

この本を参考にさせていただきました。
パソコンやインターネットの基礎を知るのに役立っています。

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