【貝】「なんげ」を食べてみた

鹿児島県薩摩川内市網津町の唐浜海水浴場にキスを釣りに行ったのですが、3時間糸を垂らしても全く釣れず…
手ぶらで帰るわけにもいかないので、「なんげ」を掘りに掘って参りました。

「なんげ」とは?

「なんげ」って聞かれたことがありますか?
私もつい最近知ったのですが、実は貝の名前なんです。
正確には「ナミノコガイ」(波の子貝)というそうなんですが、鹿児島弁で「なんげ」というそうです。
食用としている地域は非常に少なく、鹿児島県吹上浜で「貝飯」と呼ばれる炊き込みご飯がご当地メニューとして存在しています。

貝掘りというとアサリを思い浮かべると思いますが、「なんげ」の場合、波が引いた後にちょこっと頭が出ているので拾う感覚で採ることができます。
実際に掘ると、ジャラジャラというレベルで採れてしまいます。

IMG_0776

釣りよりも楽しいな…と思っている間に大量に採れました。
見た目はアサリとそっくりなんですが、体長は2cm位と非常に小さいです。

調べてみますと、味が濃厚でとても美味しいそうなので調理してみました。
※調理の前に砂抜きをおすすめします。

「なんげ」のレシピ

なんげのワイン蒸し
材料
なんげ、オリーブオイル(バターでも可)、白ワイン、バジル(乾燥でも可)、レモン、塩

作り方
①フライパンにオリーブオイルを入れ火にかける
②なんげと白ワインを入れフタをし、貝の口が開くまで蒸す
③仕上げにバジル、レモン汁を入れ、お好みで塩をふる

※普通バターを使いますが、あっさり食べたかったのでオリーブオイルとレモンを使用しました。
これが大成功でした!
塩は入れなくても十分味がありますが、必要であれば味見して加えて下さい。

なんげのボンゴレ
材料
「なんげのワイン蒸し」の残り(笑)、パスタ、ニンニク、

作り方
①「なんげのワイン蒸し」にニンニクを入れ、香りを出す
②茹でたパスタを投入
※ズボラ料理ですが、味は最高です。

身は小さいですが、殻から身離れがとっても簡単で、アサリよりも強い旨味とダシが出ます。
本当に美味しいので食べ過ぎに注意です。
ぜひ試してみて下さい。

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