ダイエットの時は、豆腐や豆乳、納豆などの大豆食品にお世話になります。
なぜ大豆はダイエット向きなのでしょうか?
豊富なタンパク質&低カロリー
乾燥大豆100g中、タンパク質は35.3g含まれていて、豊富なタンパク質から日本・ドイツでは「畑の肉」と呼ばれています。
実際のところ植物の中で唯一、肉に匹敵するタンパク質を含んでいます。
一方で加工していないそのままの大豆は、脂質もかなり含んでいます。
脂質は100g当たり19.0gで、その量は豚ロースに匹敵します。
しかしご安心を。
加工食品はカロリーや脂質が低めです。例えば…
- 木綿豆腐 カロリー72kcal/100g 脂質4.2g
- 納豆 カロリー100kcal/1パック 脂質5g
- 豆乳 カロリー95kcal/1カップ 脂質4.12g
ダイエット中はこれらの食品を摂取すれば安心ですね。
脂肪の燃焼
納豆に含まれている大豆タンパクには、脂肪の燃焼を促進する「アディネポネクチン」というホルモンを増やす働きがあります。
そのホルモンが増えると、脂肪が燃焼されやすい体質になります。
肥満を予防する効果
大豆には「サポニン」という物質が含まれています。
これは、豆乳を飲んだ時に感じる苦みやエグミの元となるものですが、実は肥満を予防する働きがあるんです!
サポニンには、腸で吸収したブドウ糖が脂肪と合体しないように抑制し、脂肪の蓄積を抑えることによって肥満を予防する効果があります。
BMI値が25~30の成人男女に大豆サポニンと大豆たんぱく質を含む試験食品を摂取させると、摂取前よりも体重、内臓脂肪が減少したということが分かっているそうです。
大豆はダイエット向きな食品であることがお分かりいただけたでしょうか?
豆腐等の加工食品は安価で、味も変化を付けやすいので、ダイエット中の食事に取り入れて見てはいかがでしょうか?