ダイエットと水の深い関係

皆さんは水を飲まれるほうですか?
水ではなく、お茶やコーヒーで水分を取られることが多いかもしれません。

ある方は水だけを飲むのはツラいと言っていました。
その理由は、味がない
当たり前すぎる理由で飲めないそうです。

しかし、水を飲む習慣は体にもダイエットにも良い習慣です。

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水の役割

私たちの体重のおよそ3/4は水です。
例えば脳の75~85%、筋肉の70%が水で出来ています。

体の大部分を占めている水はどんな働きをしているのでしょうか?

体の隅々に栄養を届ける

血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体で占められていて、血漿の9割が水で出来ています。
その血漿に体が必要とする栄養素がとけていて、細胞に栄養が運ばれます。

老廃物の除去

細胞から老廃物を受け取った血液は、老廃物を濾しとるフィルタの役目をする腎臓に運ばれます。

次いで腎臓は、老廃物と水分を尿として膀胱へ送っています。
つまり水がなければ、濾過することも、尿として排出することも不可能ということです。

また、大腸の潤滑剤の役目も果たしますので、便秘知らずになります。

体温の調節

体温が上がると、体は汗を出します。

水は蒸発するときに熱を奪う性質がありますので、汗が蒸発するときに体の熱を奪い、冷やしてくれます。
また逆に、体温が低くなれば水分に熱を蓄えて体温が下がらないようにもしてくれます。

このように生命維持に必要不可欠な水。
ダイエットの強い味方でもあります。

水を飲んで体重を減らす

カロリーゼロ

当たり前のことですが、水にはカロリーがなく、脂肪やコレステロールも含まれていません。つまり、ダイエットにもってこいの食品なんです。

食欲の抑制

水を飲むことによって胃が膨れ、胃液も薄まるので食欲が抑えられます。
空腹を紛らわすことができます。

脂肪の代謝を助ける

体の水分が不足すると、腎臓は正しく機能しなくなります。
そこで、その役割の一部を肝臓が引き受けてくれます。

すると肝臓の、脂肪を分解するという本来の役割が低下してしまうのです。
脂肪は体の中にたまったままになり、体重は増えてしまいます。

ですので十分な水を飲むことは、肝臓が脂肪をうまく代謝するのに不可欠なのです。

むくみの解消

むくみは下半身、特に足に水分とか老廃物がたまって起こるものです。
それで、むくみやすい人の中には水を控えることを解決策と考えている人が少なくありせん。

ところが実際にはその逆で、水分が不足してくると、体は手足などに水分を備蓄して一滴も失うまいとしてしまいます。
ですから、たくさん水分を取ることによって、たまっている水分や老廃物を押し出し、むくみを解消することができます。

またダイエットにはあまり関係のない点かもしれませんが、肌を柔らかくしなやかに保つという利点もあります。

化粧品は肌の水分を保つ保護膜を作るだけで、水分を加えることはできません。
高い化粧品よりも意識して水分補給をすることが、肌にとって良いことなんです。

もっと水を飲むためにできること

厚生労働省によりますと、一日に必要な水の量は2.5リットルと言われています。

食事で1リットル摂取することができ、体の代謝で0.3リットル発生するので、飲み水で1.2リットルほど摂取する必要があります。

しかし、これは比較的安静にしている時の話。
運動している時、暑い時はその限りではありません。
そう考えてみますと、意識しないと水の摂取量は不足気味になりがちであることが分かります。

次のような点を試してみてはいかがでしょうか?

  1. 水のボトルを携帯する
  2. 食事のたびにコップ一杯の水飲む
  3. 運動する前、運動中、運動後に飲む
  4. コーヒータイムをウォータータイムにしてみる

まとめ

水を意識して取り入れることは、体調を整えるだけでなくダイエットの強い味方にもなります。
できることから試してみましょう!

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