糖尿病の家系の一員、Yukinです。
巷では炭水化物抜きダイエットが流行っていて、実際すぐに効果が表れるので試してみようと考えていますが、同時に炭水化物抜きダイエットは危険であるという意見もあります。
それについて調べてみました。
脳のエネルギーはブドウ糖なので、元となる炭水化物を抜くと脳が働かない。
確かに脳のエネルギー源はブドウ糖です。
しかし、ブドウ糖だけが脳のエネルギー源ではないそうです。
体内に糖が不足すると、脳は脂肪を分解して出来るケトン体をエネルギー源として用いるそうです。
筋肉が落ちる
筋肉が落ちることには糖新生が関係しています。
糖新生とは、足りない糖を補うために体内で糖を作り出す仕組みのことです。
体内の糖が不足した場合、筋肉を分解して得られるアミノ酸を用いて糖新生が行われ、糖が補われるそうです。
ですので炭水化物を抜くと筋肉は多少落ちていきます。
しかし、体もバカではありません。
筋肉を維持するために、今度は脂肪を分解して出来るケトン体を用いたり、グリセロールを用いての糖新生が行われます。
では、筋肉量を維持するために何ができるでしょうか?
タンパク質をしっかり取る
筋肉の材料となるタンパク質をしっかりと摂取することによって、糖新生で損なわれた筋肉の回復を助けることができます。
かといって、脂身たっぷりの肉は意味がありません。
タンパク質を多く含む身近な食品を挙げてみますと…
- 鶏肉(皮は取りましょう)
- 卵
- 納豆
- 豆腐
- サバ(サバ缶でもOK)
筋トレをする
筋肉量が落ちると基礎代謝も落ち、太りやすく、リバウンドし易い体質になってしまいますので、筋トレで筋肉量を維持しましょう。
まとめ
炭水化物を抜きダイエットはもともと、糖尿病患者の治療法として考案されたものですので、「健康な方が行う時は医師の指導のもとで!」と言われるのも無理はありません。
しかし極端にならない限り、ダイエットに効果的な方法です。
そもそも、普通の食事から完全に炭水化物を抜くことは不可能です。
ということで、とりあえず白飯の量を半分に減らして、野菜をたっぷり食べるところから始めたいと思います!
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