駅や喫茶店、コンビニや交通機関など公共の場で誰でも利用できる公共wifi。
あまり利用することが無いかもしれませんが、モバイル通信を契約していない端末でも無料で、比較的安定した通信ができ、通信費節約にも役立つ有り難いサービスです。
しかし、初心者が利用するためには意外とハードルが高いのもまた事実です。
登録が必要だったり、セキュリティ面での危険もあります。
そんなハードルを取っ払ってくれるアプリを利用してみましたので、ご紹介したいと思います。
タウンWiFi
簡単に言いますと、このアプリは公共のフリーWiFiに自動接続してくれるアプリです。
普通、公共のWiFiを利用するためにはユーザー登録やログインが必要ですが、その面倒な手続きをアプリ側が自動で行ってくれます。
画面のスクショをとりましたので、ご覧ください。
タウンWi-Fiの簡単な利用方法
アプリのインストール後、アプリを立ち上げると、まず通知の許可や位置情報の許可が求められるので、選択しましょう。
アプリ画面中央下の「周辺WiFi」をタップすると、タウンWiFiアプリが使用できる場所が地図で確認できます。(位置情報の許可が求められるので「常に許可」を選択)
現在地マークを押して、周辺のWifiスポットを表示させてみましょう。
地図を確認し、フリーWiFiが使える場所に行ったら、スマホの「設定」→「WiFi」へと進みましょう。
すると飛んでいるWiFi一覧が表示されますが、タウンWiFiで利用することができるのは、小さく「タウンWiFi」と表示されているものだけです。
「タウンWiFi」と表示されているネットワーク名をタップすれば、接続する間が少しありますが、繋げることができます。ちなみに、2度目は自動で繋がります。
即時通知が来た場合
上記操作で、「設定」→「WiFi」と進んだ時に、アプリから通知が来ることがあるかもしれません。
これは接続サポートの機能で、通知をタップするとタウンWiFiで自動認証できるWiFiのみに絞り込んで表示させることができます。
この通知機能を利用して接続することもできます。
自動接続機能を使いたい場合
タウンWiFiには自動接続機能も備わっています。
これは文字通り何もしなくてもWiFiに自動接続ができる便利な機能です。
しかし全てのWiFiで利用できるわけではなく、プロファイル(接続するための設定がひとつにまとめられたファイル)が準備されている接続先だけ利用することができます。
私が住んでいるのどかな町では、2つほどしかありませんでした。
登録ですが、アプリ画面右下の「その他」をタップします。
設定部分の「WiFi」をタップ。
一般部分の「自動接続設定」をタップ。
設定が始まります。
まず住んでいる都道府県を選択しましょう。
選択した地域でよく使われているWiFiが一覧表示されるので、「確定」しましょう。
WiFi接続先プロファイルのダウンロードを行います。
「許可」をタップ。
「閉じる」をタップ。
ダウンロードしたWiFi接続先プロファイルをインストールするために「設定」を開くと、「ダウンロード済みのプロファイル」という項目が現われるのでタップ。
右上の「インストール」をタップ。
パスコードを入力しましょう。
下の「インストール」をタップ。
完了したので、右上の「完了」をタップしましょう。
タウンWiFiアプリに戻ると設定完了の画面になります。
お疲れ様でした!
タウンWiFiの安全性は?
公共Wi-Fiを利用する時は特にセキュリティが心配です。
以前のタウンWiFiではVPN接続を利用することができましたが、今は提供されていません。
その理由について公式ホームページでは、「近年WebサイトのHTTPS化が進み、HTTP通信の暗号化の必要性が薄れてきたため」と説明されていました。
また、タウンWIFiではSSL通信と呼ばれる、ネットへの接続を暗号化する仕組みを採用しているそうです。
私たちもHTTPS化されているWebサイトを積極的に利用したり、フリーWiFiでは極力個人情報を入力しないことによって万が一に備えることができます。
まとめ
公共Wi-Fiというインフラはかなり整備されていますが、それを利用するための手間を自動化してくれることによって、ネット利用の簡略化と通信料の節約に貢献する素晴らしいアプリだと思います。
セキュリティ面でも配慮されていますし、日本製のアプリというのも安全面でポイントが高いかもしれません。
コメント